【管理職研修・人材育成研修は何をすべきか…。組織内コミュニケーションが滞ると、組織が病にかかる!】 きめ細かい生活改善(意識改革)から始めよう! 介護業界全般に言えることではありますが、やはり、この法人でも、人員の入れ替わりは激しく、組織の中での円滑なコミュニケーションは、忙しい現場の業務に追われてままならない状況でした。 報告・連絡・相談・理念の共有・連携は、組織の血流ともいえるもの。しかし、その血流も鈍り、将来が心配される状態でした。 そこで事業推進課は、思い切った教育体系(人材育成研修・管理職研修)を導入しました。 |
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●リーダー以上幹部職への主体性を引き出す会話の人材育成研修 (主体性と効果的な考え・行動力を引きだす力を育成) ●会議の改革 (チームを動かし、一人一人の能力を活かす力を育成) ●幹部へのマネジメント強化 (目的、目標、やるべきことを、主体的に受け取ってもらえる伝える力を育成) |
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主任・管理職研修を熱心に受講されている風景 |
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【管理職・主任・リーダーなど、部下を持つ人すべてのスキルアップを仕組みにする 階層にあった管理職研修・人材育成研修を実施】 自立した組織風土を作るとき、管理職に必要となるのは、求心力あふれる実行力と判断力。 そして主体性を引き出す会話力。 では、主任やリーダーとなるとどうでしょう。 現場の細かい情報を吸い上げ、上からの情報をかみ砕いて伝え行動を促す力となるのです。 階層に沿ったオーダーメイドの人材育成教育の実践が効果的と言えるでしょう。 その人材育成教育が効果的に進むために、職員全体がこの風土改革の意味を知ることも重要となります。 理事長は毎月の職員機関誌に管理職研修や人材育成研修などによる風土改革の到達点、希望が持てるようなビジョンを何度も示しました。 そして、いよいよ階層別の人材育成研修・管理職研修を開始。 現場の課題をきめ細かく聞き出し、どうしたら部下が主体的に意識を変え、他人のせいにすることなく、自分でできることを考えてくれるのか。そのために上司はどのようなスタンスが必要か… 人材育成研修・管理職研修の内容は、本音を出しあい、涙や笑に包まれながら進みます。 ずっとここで働きたくなる組織・自分の家族も利用したくなる施設にするには、自分たち…いや、自分に何ができるのか… 忙しい業務を縫って、本気の人材育成研修・管理職研修と現場での実践が繰り返し進んでいきました。 【ミーティング・会議は効果的か…介護職員の知恵を出し合えるミーティング・会議の体感と練習】 20か所以上ある所属のうち、重要な拠点となっている経営会議にファシリテーターとして、喜田が参加しました。 介護職員全員の意見の出る会議、決まる会議、行動が明確になり、階段を上がるように未来に向かって着実に進むための会議を体感していきました。 皆が発言し、人材が活かされ、意味のある会議になるためのスキルとスタンスを学びました。 |
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【一般的な研修だけでは現場への変化はなかなか望めない。常に相談できる専門家がいつも待っていてくれる】 この法人が導入された人材育成研修プログラムは非常にきめの細かく企画しました。 主任以上の幹部には、プロの自立型コーチングを身につけた専門家による個別自立型コーチングを実施しました。 そしてその面談の会話は、見える化され、現場で何が起こっていて、それをどう改善、改革していくか行動を明確化し、共有しました。 プロのコーチ陣は、コーチ陣の勉強会等を重ねつつ、 常に理事長を交えて、現場力を高めるために方向性を共有し合いました。 その後、コーチングを受けた主任以上は自分の部下に対しての自立型コーチングを実施。 自分達の実力も検証しあいました。(会話の見える化シート作成し、部下育成の個別の課題も見えやすい) 部下との現実・現状の共有も、一層、強固なものになっていきました。 接遇や5Sなどすべての取り組みは主体性があってこそ初めて質の高い取り組みとなります。 そして、各々が目的を知っているからこそこの人材育成研修・管理職研修などの取り組みも継続可能になるのです。 介護職員全体の共通言語を作り、リーダー以上が何を学んでいるかの理解を深め、全員で応援できる体制を構築していきました。 プログラムの目的は実施することでも、スキルを知るためのものでもなく、当たり前ですが、現場を変えるためにあるものです。 介護の現場でトラブルが発生したり、上司が部下の対応に苦慮した時こそ専門家が必要になります。 |
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どのようにしたら、介護・福祉の現場職員が働きやすくなるのでしょうか…。 |