全社員の研修で、なぜ風通しの良さをテーマにする必要があるのでしょうか
階層別研修を組み立て、それぞれの専門分野の教育に高額な費用をかけ実施し、人員不足を嘆きながら実施した研修が活きてこない。
ミーティングや会議をして、膨大な資料と時間をかけてもチームが進まない。
パフォーマンスの維持に心砕いても、社員が疲弊したりする。
関西(神戸・大阪・京都)を中心に人材育成研修を、長年実施してきた喜田菜穂子として、
この根本的な課題に何ができるのかを考えてきました。
やはりそこには、人と人をつなぐシナプス(回路)が走っていないことが大きな原因であり、
それぞれの社員が自立※していないからかもしれません。
組織が一つの身体だとすると、血管血液がいわば人間関係でしょう。
血流が悪くなると万病を引き起こし、血流が良ければ、いろんな栄養が運ばれ、大きく成長します。
そんな組織の基本となる人間関係の効果的な構築方法や、この職場でもっと働きたいと感じるために、全社員教育研修を通して、当事者意識を上げ、気持ちの良い職場を作り、結果が出る関わり方のコツを全社員で認識します。
社員全員がベクトルを揃え、自ら力強く未来に進むために必要なものとは
★社員同士が信頼関係で結ばれている。
人間ですので、価値観や行動の傾向がどうしても相容れない場合もあることだとは思いますが、それぞれの違いを認めながら「共に結果に向かって進む仲間」としての意識に戻り、いざこざを乗り越えていく力を育て続けましょう。
★主体的に業務をこなす力の育成
すべての組織を構成する人々に持っていてもらいたいものですが、喜田菜穂子はこれを「自立した人」と定義しています。
※自立について ・「自立」とは 自らの人生や仕事において、「自分が選択している」という意識があり、 その選択に責任を持っていること。
・「自立した人」とは 一人ひとりが自分で考え、壁を乗り切る力を身につけていること。 何か問題が生じたとき、他人への責任転嫁(他責)ではなく、 つねに当事者意識を持ってあたれること。
・「成熟(自立)した組織」とは 組織自体に問題解決する能力があり、協働の雰囲気を大切にし、必要なときに改善に向けて話し合う力があること。 一人ひとりの力が十分に発揮されていること。 |
喜田菜穂子 定義
管理職研修、リーダー育成研修、人材育成研修の指導で、他社とは違う特徴的なものとして、
この「自立」を根底にお伝えしています。
目標の明確化だけではなく、その目標を成し遂げたいと思う気持ち(願望)を自ら作り出さねば、
「やらされる」に満ちるでしょう。
当事者意識を持って業務に向かった方が、それぞれの社員の遣り甲斐にもつながるはずです。
全社教育研修 風通しのよい組織全社研修 カリキュラム(例)
■ オリエンテーション
■ ルールの確認
■ 自立型組織力とは「当事者意識・自立」
■ 自立の共有
■ 基本になっている自立型支援方法とは
1. 過去と他人は変えられない、人はみな違う
(人は見たいようにみるし聞きたいように聞く)ことを知っている。
ペアワーク ゲーム
2. 「人はいつも最善を選択している」という前提で人と関り続ける。
グループディスカッション
3. 自分の思い込みを一旦はずし、そのままの相手をしっかり受け止める。
4. 相手が尊重されていると思う聴き方をする。
ペアワーク
5. 相手の中の答えを、効果的な質問で引き出す。
ペアワーク
6. 評価的な表現でない言葉で相手を承認、認知する。
グループワーク
7. コミュニケーションの意図について、いつも意識を向ける。
8. 自分の成功体験情報を押し付けにならないように提案する。
9. 人間関係を破壊する7つの習慣を使わないように意識する。
①批判する②責める③がみがみ言う④文句苦情を言う⑤罰する
⑥脅す⑦コントロールするために褒美でつる
グループディスカッション
10. 信頼関係を構築するために、いつも安心感のある安全な場を作り出す。
11. 相手を常に勇気付け、責任を取る権利を奪わない。
12. 失敗したと感じることも、常に学びの種に変える。
■ 自立を促す思考の流れを身につける
■ 思考のステップを知る
■ デモンストレーション
■ 現場の課題を使って会話の練習
グループワーク
■ 役割を明確にする
グループワーク
■ 現場の悩みの解消
6時間の研修内容 例(2時間・3時間のアレンジも出来ます)
★★★
研修時のプログラムを上げていますが、2時間程度の講演会もご用意できます。
キックオフなどのご依頼も多々ございます。【流れの一例】お打ち合わせ(研修によってどういう結果を作り出したいのか・何を解決したいのか)⇒ 参加者のお悩み集約 ⇒ プログラムの作成 ⇒ 実施 ⇒フォロー(個別もあり)皆さまの現場に即した形式をカスタマイズさせていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。こちらから