リーダー育成研修や管理職研修、
講演会の受注を、今年度少しゆっくりしようと思っていますが、
ここ数年、ずっと年間関西を中心に
120回以上の研修や指導の場をいただいてきました。
リーダー育成研修の現場で、改めて私が感じることを書いてみようと思います。
人材育成と一言で言っても、いろいろな能力、いろいろな環境で育った方々、
そして今や、いろいろな国籍まで…それはそれは複雑になってきています。
ダイバーシティの観点が必要だとわかってはいても、
自分の価値観もあるし、部下の価値観や育ってきた環境も様々。
それらに配慮しながらの指導人材育成は、
管理職のお立場、リーダーのお立場から苦難の連続です。
最近特に新しくご相談いただくものに女性リーダー育成、女性社員エンパワーメント、女性のキャリア支援のための上司としての管理職研修など。
女性リーダーがらみが増えています。
兵庫県高砂市でも、この夏、女性活躍推進の具体的スタートに伴い、基調講演のお話もあります。
研修の詳細は
こちらから(リーダー育成研修・女性リーダー育成研修)
さて、少し学術的なお話をします。
科学的に見て男性脳と女性脳の違いをよく聞くようになりましたが、ある一面をお伝えすると。
■ 男性脳は…シングルタスク!? 主に一つのことに集中し、出来るだけ効率よく素早い結果を求めようとする。
■ 女性脳は…マルチタスク?!
複数の物事を同時に考え、コミュニケーションをとって場を作ろうとする。
だそうです。 では、職場でお互いに能力を発揮するには、その脳の得意分野を活かすことも重要でしょう。
女性は子どもを産む性であり、子育ても本能的にインプットされていると言います。
ということは、周りとのコミュニケーションをとり、良好な関係を築きながら目標に向かっていく力があるわけです。
家事で例えると、夕方7時に来客があるとします。
そうなると、その時間までに、買い物からお料理。
お掃除も完璧に済ませ、すべてを準備し、段取りを考え、子どもの世話の優先順位や、来客が気持ちよく過ごしてもらえるようにお花の飾りつけまで考え目標の時間を迎える。
まさに「場」を観察し、すべてを段取りよく進めながらマネジメントして、目標達成していくことをしているということです。
そんな能力を本能的に持っている女性社員たち。
埋もれている力を引き出すのが、現場の管理職であり、リーダーの皆さん。
家庭ではなかなか感情も入って難しいかと思いますので、まずは職場でチャレンジしてみませんか?
リーダー育成研修の詳細を知りたい方はもう一つ、メンターマネジメント協会の
こちらでも見られます。