中小企業の経営者・管理職の強い味方である、中小企業整備機構の通称、虎の門セミナー、関西を飛び出し、嬉しいご縁の講師をさせていただきました。
セミナーの名称は
「やる気を引き出す指導のしかた 平成生まれの新入社員からベテラン社員まで―双方向対話型研修により指導スキルを身につけましょう―」
ホームページに告知していただいて4・5日で満員御礼。
皆さん、リーダー、管理職として部下指導にはお困りの様子です。
そこはやっぱり関西も東京も同じでした!
平成生まれのいわゆるゆとり世代は、
親など育てる側も褒めて育てなければいけない!という呪縛の時代。
どちらかというと他者評価が気になり、
粘りも少なく、指示待ち、競争意識が少ない環境が多かったようで、
自己効力感が少ない方も多い。(全てではありませんが)そういう社員には、やはり褒めるという短絡的な言葉の関わりではなく、
小さなことでもその人が行動してきた事実承認を心がけて丁寧に育成してあげたいものです。
では、私(50代)のようなベテラン社員(パートも含む)にはどうするのか。
やはり今までの人生に敬意を払い、ある程度思いを聴いて、
本人の話が長くなるようなら要約もして返してあげながら、この上司は自分の思いを大切にしてくれるのだ!という感情が湧くように日頃の関わりが重要になってきます。
人材育成は、管理職、リーダーにとって欠かせないもの。マネジメントを成功させるには忘れてはいけない部分です。
最後に、受講者から、関西弁の講座はとても緊張感がほぐれてよかったです!
とお言葉もいただきました。
内心、関西弁で「そこかいっ!」と突っ込みました。
喜田菜穂子のリーダー育成研修風景